こんにちは。サイト管理人です。
今回ご紹介するのはエクセルの中でも重宝されるSUMIF(SUMIFS)による集計です。
特定の日付を条件に集計したり、○月○日から○月○日までの期間を集計するといった作業はどの業界でもよくある作業だと思います。
SUMIFとSUMIFSについてですが
SUMIFは指定出来る条件が一つですが、SUMIFSは複数の条件(1つの条件でも可)で集計出来る関数ですので
SUMIFSさえ理解していればSUMIFを覚える必要はありません。
今回SUMIFS関数を使用した例を見ていきましょう。
特定の日付を指定して集計しましょう
=SUMIFS($C$3:$C$17,$B$3:$B$17,$F3)
$C$3:$C$17⇒合計したいデータがある範囲
$B$3:$B$17⇒条件に使用する日付列の範囲
$F3⇒条件 (特定の日付)
特定の日付での集計はこのように行います。
ちなみに範囲指定をする際に行数を指定せずに列を指定する方法もあります。
その場合は下記のようにします。
=SUMIFS($C:$C,$B:$B,$F3)
SUMIFSの期間指定による集計方法
=SUMIFS($C:$C,$B:$B,”>=”&$E11,$B:$B,”<=”&$F11)
長くなりましたのでぱっと見難しく感じますが、下記のようになります。
$C:$C ⇒ 合計したいデータがある列
$B:$B,”>=”&$E11 ⇒ B列の中でE11以上
$B:$B,”<=”&$F11 ⇒ B列の中でF11以下
○日以上、○日以下と、複数の条件指定を行うことで期間集計を行うことが出来ます。
条件指定の関数では比較演算子を使う機会が多いので是非覚えておきましょう。
“<>” ⇒等しくない
“=” ⇒等しい
“>=” ⇒右は左以上
“<=” ⇒左は右以上
“>” ⇒右よりも左の方が大きい
“<” ⇒右よりも左の方が小さい
また、間違えやすいのがダブルコーテーションとアンド(&)の使い方です。
“>=” & $E11
この例でみると
セルの参照などではダブルコーテーションは使わず$E11などと指定しますが
演算子の場合は“>=”このようにダブルコーテーションで囲みます。
セルの参照と演算子を使用した式の場合にはアンド(&)で繋げます。
経験上、やはり使い慣れていない方は式の組み方を間違えてしまうことが多いので
集計ミスが起こることがあります。集計後のWチェックなどするように心がけましょう。
以上、SUMIFS関数の日付や期間指定での集計方法のご紹介でした。
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