SUMIFで含む条件ならワイルドカードを使用しましょう

こんにちは!サイト管理人です。
今日ご紹介するのはSUMIF関数の条件について「完全に一致する条件」ではなく「特定の文字が含まれる(部分一致)」を条件にする方法です。
例えば、特定の文字列で区分を分けていて、区分ごとの集計を行いたい場合などに効果的な方法になります。

では早速集計してきましょう。

前後一致や文字列の間に「含む」などいろいろな条件で集計してみよう

図のように、B列にあるIDを使いいくつか集計パターンを用意しました。
①先頭のアルファベットで集計
②文字列の間にある平仮名で集計
③語尾の3桁の番号で集計

まずは①から集計してみます。

ワイルドカードのアスタリスク「*」を使って「特定の文字列で始まる」を条件にしてみましょう。

=SUMIF($B$3:$B$14,G3&”*”,$C$3:$C$14)

$B$3:$B$14 ⇒ 条件範囲
G3&”*” ⇒ 検索条件
$C$3:$C$14 ⇒ 合計範囲

アスタリスク ““についてですが、意味合いとしては何でもよい文字もしくは文字列(0文字以上の文字列)という意味になります。 G3はセルの値をそのまま参照するので A*となります。
ここで間違えやすいのがダブルコーテーション「”」の使い方ですが
“G3” & “*” のようにG3にダブルコーテーションをつけてしまうと”G3″という文字列を条件にしてしまうのでセルの文字列を参照する際はダブルコーテーションを付けないように注意が必要です。
また、文字列と文字列を繋げる際のアンド(&)にはダブルコーテーションを使わないので
その点も注意です。

「特定の文字列を含む」で集計してみましょう。

=SUMIF($B$3:$B$14,”*”&G7&”*“,$C$3:$C$14)

先ほどとの違いは前後をアスタリスクで囲っている点です。こうすることで
G7セルの文字列の前後には0文字以上の任意の文字列ということになるので
「G7セルの文字列」が含まれれば条件に一致ということになります。

語尾の文字列を条件に集計しましょう

=SUMIF($B$3:$B$14,”*”&G11,$C$3:$C$14)

先頭の文字列の時とはアスタリスクが逆になっただけですね。

以上、SUMIFの条件にワイルドカード(アスタリスク)を使用する方法をご紹介させていただきました。

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