エクセルでよくある場面に「表の中にある空白のセル」というものがあります。
ピボットテーブルなどで値がない場合に0ではなく空白で表示してしまう際や
何かしらのツールからデータをダウンロードした際に、データ内に空白が紛れていてることもあります。
ただ空白のだと不都合な事態になることも多く、空白セルを一括で置換したい。
すべての空白セルに0や、一つ上のセルと同じ値を入れたい
といったことがよくあります。
そこで今回は
「表にあるすべての空白セルを0に変える方法と、一つ上のセルと同じ値を入れる」
この二つの方法をご紹介していきます。
空白セルすべてを「選択」する方法
まず、埋めたい空白セルがある表(範囲)をすべてを選択します。
表であれば、表内にカーソルがある状態で「Ctl + A」で選択可能だと思います。
表の左上にカーソルがある状態で
①Ctl + Shift + →
②Ctl + Shift + ↓
でも選択できます。(②で空白セルに当たったら、②を繰り返せば一番下まで進みます)
次に、Ctl + G でジャンプという機能が表示されます。
※上のメニューバーからであれば「ホーム」⇒「検索と選択」⇒「ジャンプ」
次に、下部の「セル選択(S)…」をクリック (ショートカットならAlt + S)
次に、「空白セル(K)」があるので選択してOK!
(ショートカットなら K ⇒ Enter!)
これで表内のすべての空白セルを選択できたと思います。
すべての空白セルに0を入れてみましょう。
全ての空白セルが選択された状態であれば、ここからは簡単です。
この状態で 0 を入力すると、選択されたセルの一つで編集されます。
そしてEnterをすれば確定なのですが、ただEnterを押しただけだと一つのセルだけ編集されてしまいます。
実はこのEnter(確定)を 「Ctl + Enter」 に変えると
入力した0が選択されているすべてのセルに一気に反映されるんです。
これで空白セルすべてに0がはいりました。
すべての空白セルに、一つ上のセルと同じ値を入れる方法
次は、空白セルの一つ上のセルを参照し値を入れる方法です。
先ほどの空白セルがすべて選択されている状態までは同じで、次に
= ↑
と入力すると
=A2
になります。
(選択されているセルの一つが編集状態になり、一つ上のセルを参照している)
ここで、先ほどと同様の「Ctl + Enter」を行うと
すべての空白セルで一つ上のセルを参照するようになりました。
以上、空白セルを埋めるには?のご紹介でした。
youtubeでも動画共有していますので、よかったら見てください。
コメントを残す