さて今回は関数で「シート名」を参照する方法です。
そもそも、シート名を参照したいことあるの?用途は?
なんて思う人もいるかもしれませんが、実はあるんですねー。
私の経験上よく使う場面としては
「同じフォーマットなんだけど大量のシートがあり、シート名で区分分けされている場合」
なんて時には、シート名さえ変えればそのシート名に合わせてセルの情報も書き変わる!
といったことには使えます。
数十シートを同じフォーマットで作るときに、わざわざシートごとにセルの中まで変更していくのは大変ですし
シート名で情報を管理している際には「シート名は変えたけど、セルの情報を変えてない」なんてミスも防げますよね。
それでは具体的にどうやっていくのかやってみたいと思います。
A2セルにシート名をいれたら、データが出力される
今回ご紹介する例はお店の支店名ごとの売上データのシートと、各支店ごとにシートがあります。
A2セルにシート名(支店名)が入ると、その支店名の日別売上データが表示されます。
では、A2セルにシート名が入るよう、関数を組んでいきましょう。
=CELL(“filename”,A1)
結果:C:\Users\***\OneDrive\デスクトップ[ファイル名.xlsx]A店
この関数により [ファイルパス]シート名が参照出来ます。
続いて、この結果から[ファイルパス]を取り除くき、シート名だけを残すようにしましょう。
一旦隣のセルからA2セルを参照し、REPLACE関数でファイルパスを取り除きます。
=REPLACE(A2,1,FIND(“]”,A2),“”)
A2の文字列のうち、1から“]”までの文字列を“” (なにもない)に置換しています。
あとはこの関数のA2の部分をCELL(“filename”,A1)に置き換えてしまえば完成です。
=REPLACE(CELL(“filename”,A1),1,FIND(“]”,CELL(“filename”,A1)),””)
この関数をA2セルにいれれば、シート名が入りましたので売上表も更新されました。
あとは他の支店シートにもコピペすれば、各シートでシート名が読み込まれます。
いかがでしたでしょうか。
シートがたくさんあり管理が難しい場合にはこのような工夫も一つの方法ですのでぜひ活用してみてください。
YOUTUBEにも動画アップしてますのでよかったら見てください。
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